各種資格紹介


技能士

「技能士」とは・・・技能検定(国家試験)に合格した有資格者を意味します。

 技能検定は、技能の向上とその経済的社会的地位の向上を図ることを目的に、職業能力開発促進法に基づいて労働者の有する技能を一定の基準によって検定し、これを公証する技能の国家検定制度です。

 技能検定に合格した人は、1級は厚生労働大臣、2級3級は岐阜県知事より合格証書、技能士章が交付され技能士と称することができます。

内装仕上げ工事に関するものは、次のものがあります。

職種名 作業名 等 級
内装仕上げ施工 プラスチック系床仕上げ工事作業
カーペット系床仕上げ工事作業
鋼製下地工事作業
ボード仕上げ工事作業
カーテン工事作業
1級・2級・3級
表  装 壁装作業
表装作業
1級・2級・3級

内装仕上工事基幹技能者

「内装仕上工事基幹技能者」とは、建設現場における上級職長として、それぞれの現場の実態に応じた施工方法を技術者に提案・調整したり、現場の技能者へ適切な指揮・統率を行う等の役割を通じて、効率的で生産性の高い工事を実施するものです。

 内装仕上工事基幹技能者推進協議会が、3日間の認定研修会を行い、最終日に実施する考課測定(試験)に合格すると、内装仕上基幹技能者の認定書が交付され、資格が付与されます。この資格は、同推進協議会が認定する民間資格です。

 内装仕上工事に関する1級技能士の資格を有し、実務経験10年以上(その内、指導経験1年以上)の経歴を有するものであり、且つ以下に掲げる4団体の所属員又は所属員の協力会社の従業員であること。

4団体 日本室内装飾事業協同組合連合会(日装連)
(社)全国建設室内工事業協会(全室協)
日本建設インテリア事業共同組合連合会(ジェイシフ)
日本内装仕上技能士会連合会

内装士

「内装士」とは、日装連に所属し、確かな技術と知識を持ち、日装連が行う試験に合格した人に与えられる称号です。

 内装士=インテリアデコレーターともいいます。

 内装士は、昭和56年に「日装連所属員の室内装備・装飾の計画または設計及び管理の知識とその技術を評価格付けし、その水準向上を促すとともに、日装連技術者の社会的評価を確立し、業務の適正化を図り、内装の質の向上、国民文化、経済発展に寄与する」ことを目的に発足しました。

インテリアコーディネーター

「インテリアコーディネーター」とは、インテリアのプランニングから提案、見積、実施、さらには施工までを管理する室内装飾の総合アドバイザーです。インテリア用品の商品知識だけでなく、住まいを構成する他の商品との関連性や住宅の構造に関する知識を持ちながら、インテリア計画をたてる能力とセンスが必要とされます。

(社)インテリア産業協会が実施する資格試験による通産大臣認定の資格です。

その他の資格

福祉住環境コーディネーター

「福祉住環境コーディネーター」とは、高齢者や障害者に対して住みやすい住環境を提案するアドバイザーです。医療・福祉・建築について体系的で幅広い知識を身につけ、各種の専門職と連携をとりながら住宅改修プランを提示します。また、福祉用具や諸施策情報などについてもアドバイスをします。

等級は1級から3級があり、東京商工会議所が主催で実施する資格試験により認定する民間資格です。

乾式工法技士

「乾式工法技士」とは、従来の湿式工法の知識・技能にはない乾式工法独自の特性を生かし、内装仕上工事の質の向上に努め、社会的地位の向上や業界の発展に寄与するため設置された資格制度です。

 資格の取得方法については、一定の要件を満たす方が、各都道府県組合が開催する講習会を受講することにより取得することができます。



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